2021-01-01から1年間の記事一覧

良いお年を

お久しぶりです。 2021いろいろありましたね。 思えばここで自分の心情を綴るようになったのも2021年の一月でしたね。 それからというもの、自ら経験を求めに行っては傷つき、 懲りずに同じことで落ち込み、そんな一年でした。 ありがたいことに色々物書きの…

明日にはそう

いつ書いたんだろう。 今日はここに赤マッキーで 「起きろドブカス」と書きます。

整備不良の

気づいたら、職場の時計の差す時間がずれていた。 そして、これまた職場の別の場所、元々ズレていた時計の針が直っていて、 さらには気に入りの喫茶店の時計の遅れも直っていた。 変わっていないのは、日毎に早まり、毎朝ズレを直す私の腕時計だけだ。 正確…

整備不良の

気づいたら、職場の時計の差す時間がずれていた。 そして、これまた職場の別の場所、元々ズレていた時計の針が直っていて、 さらには気に入りの喫茶店の時計の遅れも直っていた。 変わっていないのは、日毎に早まり、毎朝ズレを直す私の腕時計だけだ。 正確…

この世の終わりのような絶望色をした

私は雲の出ている夜空が好きだ。 それも、雲の輪郭がはっきり見えるような空が。 いったい、どんな絵の具を使えばこんな色の風景を描けるのだろう、と空を見るたび思う。 それがまだらに散らばった空を、出来れば何も隔たりのない、空に近い場所で両手をいっ…

脱糞した

最悪だ ここ最近の腹の調子は絶不調ではあったが 少しの衝撃で生暖か やめよう 散々だ 人生で口に出してこんなにしっくりくる時がやってこようとは 散々だ もう散々だ 天国行きの奴らの吐く息は肌に合わない 呼吸ができない どこかに仲間はいないのか かれこ…

風邪をひいた

職場の厨房が寒く感じて家に帰された それから間も無く扁桃腺が膨れ上がって 計らないでもわかる高熱に襲われた 帰りの電車で気を失って、終点で駅員さんに起こされた 最寄りの駅居着いたところ、携帯がないことに気がついた 駅員さんに相談した 気だるそう…

転んだ

痛い そこで初めて自分が走っていたことに気がついた 「どうして足なんか引っかけたの?」 と聞いたら 「そっちじゃないよ」 と教えてくれた 「じゃあどっち?」 と聞いたら 「そっちじゃないどこか」 と教えてくれた 「こっちでもないから着いてこないで」 …

喪中です

この記事は見る人によっては「死」を冒涜しているととられる恐れがあるため、予めそれを理解した上で苦手な方は閲覧を控えていただきたい。 私の中で、件の彼人は死んだことにした。 大変不謹慎な話に思うだろう。しかし私は極めて利己的で、私に関わること…

虚なる花瓶

風邪を引きました。それも結構重いの。 医療機関にかかるとやはり、PCR検査に回された。 陰性ではあったが、今回の風邪で色々と怖い思いをした。 今回はその話はしないけどね。 検査を受けたのは火曜の話。 職場は優しくて、今日の今日まで休みをくれた。 ま…

ラッパのマアク

草野マサムネが「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたように 黒澤七尾も正露丸を買っただけで、下痢と便秘が治った気がする。

誰かの胸

今日はお医者さんの日。 なんだかんだ最近は悩みを話すようになってきた。 お医者の先生は、信用と信頼の違いを説いてきた。 信頼している人間に裏切られてもショックは受けるはずがないらしい。 信頼とは、一度の裏切りによって瓦解するものではなく、 何を…

希望の芽吹き

天気の悪い日が続いている。 昨日なんかは雨も風も強すぎて、 花は外になんか出せやしなかった。 外に置いてある、ルピナスとネモフィラのプランターも玄関の中にしまったほどだ。 ルピナスは、かなり元気に花を付けてくれているが、 実はネモフィラはあれか…

自分に都合の良いことには、猜疑心がうまく機能してくれない。 期待し過ぎてしまうから、そう簡単にうまいこといかないよな、と思えなくなってしまう。 嘘だ、裏切りだ、と糾弾したくなってしまう。 怒りを感じる自分が恥ずかしい。 悲しいことは言いたくな…

Congratulations on your Graduation

今日、電車に乗ったら、制服を身に纏った少年少女の集団が多く目についた。 その多くは身軽な格好で、花やら何やらの手提げを皆一様に手にしていた。 そっか、今日は卒業式多いんだ。 今年度卒業の学生の子達は、数多くの我慢を強いられ、数々の思い出や喜び…

あの日の篝火

山があると、次には本当に谷が待っているらしい。 いつかの昼、一丁前に仕事場としていた、亡くなったじいちゃんの部屋で一人両手で、それこそルフィが出港した時みたいに両手でガッツポーズした。 素で。 今となってはそれこそ懐かしく思える。 少し外に出…

あのね、あのさ。

あのね、 話したいことがいっぱいあってさ。 あのさ、 バイト、決まったんだ。 やりたかったこととは少し違うんだけど、 ちょっとだけ関係しているんだよ。 あのね、 すっごく嬉しくてさ、どうしても話したくなったんだけど。 あのさ、 ほかに仕事でやりたい…

しぶとい綺麗

勿忘草は、1日放っておくだけで、そこここに花殻を増やす。 私がだめな日は、花もだめになる。 今日の夜の音は私には厳しい。 だから勿忘草の花柄を摘んであげていたのだけど その時ふと、花が咲いていることに私の命を発見した。 育てているんじゃない。生…

n戦n−1敗1勝、屈辱的敗退と歴史的(黒澤調べ)一勝

さあ、私は今まで人生ってやつに何回負けただろうか。 もう数えていない。 数え切れないほど負けてきた。 時には逃げ、不戦敗も経験した。 一番の強敵。誰に勝てても、人生ってやつには今まで一度も勝てた試しがない。 何回も負けても何回負けても、人生って…

要らないものは置いてゆけ

トートバッグを買った。 仲原淳一の絵がデザインされているトートバッグだ。 昨日までは毎日、中身の整理されていないリュックを背負っていた。 読んでいる本、読んだ本、読んでいない本、潰れた頭痛薬、ページを使い切ったノートに使い切っていないノート、…

ミズノの捕球、壱ノ型

今日はフジテレビでENGEIグランドスラムを観ていた。 大好きなナイツのネタにはとても笑わせて貰った。 私はナイツにいつもドンピシャでツボを突かれる。 しかし、あれは一体何人に通じるネタなのだろうか。 やはり何にしても、一箇所を狙って研ぎ澄まされた…

あの子の村へ

贈れなくなった贈り物を、 捨てることもできずに、 私の部屋にそれが増えていく。 ものであったり言葉であったり気持ちであったり。 それを目にするたび、一人一人、誰かの顔が浮かぶ。 贈り物で埋められた部屋は切なさが充満している。 贈った愛、贈られた…

枯らすなら

花瓶のデルフィニウムが萎れていた。 でも、青青しい瑞々しさは残したまま。 あと数日すれば枯れてしまうだろう。 形は残したかったので、 一番美しい状態で、押し花にして、栞に使っている。 切り花というものは、 花瓶に生ければその数日は水を吸って綺麗…

forget-me-not

私は最近、物忘れがひどい。 いつからだろうと思い返す。 ぬるい地獄で過ごした数年間のうちにそうさせてしまったのだろう。 集中力と記憶力がごっそりいかれてしまった。 どうしてここに来たんだっけ、 と立ち尽くしてしまうこともしばしば。 だから創作の…

喫茶店の蟹

駅前の喫茶店。 そう、喫煙者のオアシスのあの喫茶店。 私は週の半分以上はここに来る。 気に入りの店には、やはり、気に入りの席というものがあると思う。 食券制で自由席。 私は、店内後方のソファの席がどこか空いていればそこを陣取る。 ラッキーなこと…

一日のその外に

夕陽って、いいなって思う。 見ていて、羨ましい。 明け方、一日が産声を上げて、 夕方、太陽が沈んでいき、一日が一生を終える。 地平に飲まれるその、謂わば死の瞬間が一番美しく映る。 明け方になればまた、新しい一日の命が産声をあげる。 その繰り返し…

みなさんご無事ですか。どうかご無事でいてください。

先ほど、福島沖震源の大きな地震が来ました。 今のところ、津波の心配もないらしいく、死者が出たとの報道もないみたいで。 ですが、ニュースを観たところ、特に被災した地域は建物の損壊などひどい状況らしく、 怪我をした方も出ているみたいです。 私の住…

私は手を振る。

「すべての存在は、滅びるようにデザインされている。」 大好きなゲーム『NieR:Automata』の冒頭のナレーションで流れる台詞だ。 命を持たない機械人形の口から発せられる言葉であることが、 なんとも皮肉が効いているとは思うのだが。 やはり、二十数年生き…

Amazonを本屋と呼ばせるな

最近、レム睡眠しかできていないように感じていた。 睡眠のメカニズムに関しては無学なので、そんなことないのかもしれないが。 深く眠れていないような日々が続いていた。 寝始めてから起きるまで夢を何遍も見続けているような感覚。 しかし、久しぶりに今…

2月10日のわたしへ

音楽は、呪わないであげてね。 今は敵にしかみえないだろうけれど、 きっと、本当は味方だから、ね。 せめて明後日までがんばってね、頼りにしてるよ。ぐない。