n戦n−1敗1勝、屈辱的敗退と歴史的(黒澤調べ)一勝

さあ、私は今まで人生ってやつに何回負けただろうか。

 

もう数えていない。

 

数え切れないほど負けてきた。

 

時には逃げ、不戦敗も経験した。

 

一番の強敵。誰に勝てても、人生ってやつには今まで一度も勝てた試しがない。

 

 

何回も負けても何回負けても、人生ってやつは勝負をやめさせてくれない。

 

だから、私は今日まで生きてきた。

 

辞退という選択肢は私には与えられてこなかった。

 

挑み続け、挑み続け、昨年末は人生二度目のノックアウトを、歴史的大敗を喫した。

 

そして、今日も、一敗した。

 

自分の野望にも通ずる道を絶たれてしまうような敗北だった。

 

屈辱的な敗退だった。

 

でも、

 

宿命のライバルである人生に、やっとの思いで、

 

今日、

 

初めて、

 

勝った。

 

本日一勝一敗だ。

 

傍から見れば勝負でもなんでもない、

 

糞みたいな一勝だと思う。

 

こんな一勝じゃなんのタイトルもとれない。

 

わかっている。

 

しかも今日は一勝一敗だ。わかってる。

 

 

勝利通知の後に敗北通知は来た。

 

天国から地獄とまでは言わないが、

 

にやけ面にスズメバチだこの野郎。

 

悔しい。悔しい!

 

でも奴は、途中辞退というものを許しちゃくれない。

 

あゆみを止めてはならない。

 

勝負は死ぬまで止まないから、

 

私は私次第で何回も勝つことができる。

 

ともあれ、今日は初めての一勝。

 

一勝は一勝だ。

 

何度でも勝ってやる。

 

だから、勝利の美花として

 

今日はネモフィラの苗を買ったんだ。

 

咲かせてやる!

 

みてろよ!

 

咲いたら写真あげるからな!

こんちくしょう!

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みてろよ、

 

 

人生。