みなさんご無事ですか。どうかご無事でいてください。

先ほど、福島沖震源の大きな地震が来ました。

今のところ、津波の心配もないらしいく、死者が出たとの報道もないみたいで。

ですが、ニュースを観たところ、特に被災した地域は建物の損壊などひどい状況らしく、

怪我をした方も出ているみたいです。

私の住んでいる地域は震度4〜5、揺れこそは大きかったものの被害は少ないです。

 

 

夜の遅い時間であっただけに、私は怯えてしまった。

思春期の頃、大きな地震を経験し、それとほぼ同程度の揺れを感じて、

当時少しの期間抱いていたトラウマが蘇った。

 

揺れるだけで精神的ダメージは大きく、

不安で眠れないで、怯えながら朝日を待つことになりそうなことが一番怖い。

 

直接的に被災している地域の方々の心労はこんなものではないのだろうし、被害の軽い地域の私がこんな文章を書いているのは申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、やっぱり怖い。

 

よくないことだとわかっているけど、揺れている時の映像が怖くてニュース番組が見れない。

 

幸い、部屋の家具等は崩れはしなかったが、最近ようやくハリボテながらも積み木の様に積んできた心が少し大袈裟に崩れてしまった。

きっと、私だけじゃないと思う。

地震は心も崩す。

私は、「大丈夫?」と色んな人に安否を確認した。

それは、私が人と話すことで安堵を得るためだった。

連絡不精な私が、こんな時には都合よく人を頼ってしまう。

申し訳ない気持ちもあった。

私は私のために連絡をとっているのだから、

「大丈夫」以外の言葉を受け入れる準備なんてできていなかった。

でも、それに対して、「君から連絡が来てこっちも安心した」と言われ、私は安心した。

 

 

地震は、建物や家具だけでもなく、心も崩します。

きっと、今日は不安で眠れないなんて人も多い様に思います。

私もそのうちの一人です。だからと言って安心してもらえるわけでないことは分かっているのですが。しかし、現に、私はこの時間、同じ気持ちを持ったたくさんの人に救ってもらいました。

不安を煽る様なことは言いたくないのですが、向こう一週間ほどは同程度の大きな揺れに警戒しなければならないとのことです。

身の安全を確保するとともに、心も支え合って行きましょう。

大切な人とは連絡を取り、そして、私含め、不安で眠れない人がいるのであればお互い頼りあって乗り越えられたらいいと思っています。

ひとまず、この夜を乗り越え、みんな無事に朝日を拝めることを祈っています。

被害が多かった地域の方にも届くといいですが、身の安全を守るために、心の安全も守っていただけたらと思います。

まずは備えるものを備えてから、心を落ち着かせるために今は眠ろうと思います。

どうか、みなさんご無事で。

 

今日はこれを聴きながら落ち着きを取り戻したいと思います。

みなさんも、焦らずに落ち着いて、乗り切りましょう。


長澤知之 / 密なハコ