真理は陳腐な

地下鉄は救いがない乗り物だ。

 

閉ざされた空間の中には数多の現実が充満していて

 

窓の外の景色に思いを馳せることもできない。

 

風景が他人の面をしている。

 

銀座の高級店も、チェーン店も、

 

コンビニも、家も、

 

誰からも私は歓迎されない夜だ。

 

世界から爪弾きにされてる、と1番感じる時は、

 

好きな人に認めてもらえない時かもしれない。

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