明日への手紙

なんだか習慣になっていることがある。

 

明日の自分への手紙だ。

 

ベッドの上に一つのノートがある。

 

そして頭上の引き出しにはマッキーがしまってある。

 

思い立った時に明日の自分への手紙を書くのだ。

 

とはいってもToDoリストでもなんでもなく、真夜中の、体の中に健康上よくないものが混じりに混じって朦朧とした意識の中考えていることをつらつらと並べていることがほとんど。

 

眠れない夜のやり場のない寂しさや、その時虚しく感じたことや、明日の自分への願いなど様々。

 

いい年した大人の習慣にしては数年後には黒歴史になっているであろうノートだ。

 

だけどまあ、いざ死ぬ時に思い返せば人生なんて全部黒歴史で紅潮した顔を両手で覆いながら天に召されていくものだと思うから、どうせなら今現在進行形の黒歴史は積極的に晒していこうとも思っている。

 

生き恥を晒すとはまさにこういうことだと思う。

 

だけど、たまに翌朝その手紙を読むと感傷に浸る時もある時があるのがなんともいえない。

 

昨晩は今日の私に対してあることをお願いしていた。

 

今日中には…と理不尽に思ったけど、優しいな、とも感じた。

 

筆致に切実さと呆れを感じる。

 

まあ、善処してみよう。

 

実は思ったよりも私はいろんな人から許してもらえているのかもしれないしね。

 

昨日の自分のやさしさには感謝して今日も生きていこうね。

 

ありがとーーーー

 

今日もできる限り喧嘩しないように頑張ります。

 

今日は我慢してたハンバーガーでも食べようかな。

大きくて食べづらいやつ。

 

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