この時間は、やはり気持ちが溢れてしまう。
こうして、半分落ち掛けている意識の中、
白い画面と向き合っているのだが、
私の不信はどこに起因しているのか、
誰かに裏切られた積み重ねか、
人の期待に対して自分が裏切ってしまった積み重ねか、
どちらの結果なのだろう。
その静かで単調なリフレインが毎晩頭の中を渦巻いている。
お前は悪くない。
私がずっと欲しい言葉だった。
最近、その言葉を聞いたけど、
何も信じられなかった。
私が欲しいものは言葉なんかじゃなかった。
信じることをやめたら裏切られることも何もなくなる。
じゃあ私は何をしたいの?
事実が欲しい。真実は、信じる者の下にしか顕れない。
信じることは辛い。でも
それがいつか実を結び、ちゃんと春が来るのなら、
信じてみたいと思う私もいる。
信じるってそう言うことか。
信じることの手前に、信じると言う種を植える。
ストレリチアの花が咲く保証もない。
きっと今年も桜は咲かないだろう。
でも、私は水をあげる。
信じるものはみんな盲だ。
まだ、冬は明けないし、朝も来ない。
あれから、私は君を愛する自分を信じている。
そんな私を愛している。
花が咲いた時、また言ってくれ。
お前は悪くない。
一人の冬はまだ当分明けないけど、
いつか絶対明けるんだ
夜はまだまだ続く、けれど、必ず、
朝は来る。痛くても、待つ。肩を抱き合って、笑い合える日を。
私は、